« 今時のコドモかよ・・・ | トップページ | 遅すぎる感謝かよ・・・ »

2007年2月 8日 (木)

止まらぬ妄想かよ・・・

 

昨日の続きなのである。

 チョーナンの性教育プリントに親のコメントを書かねばならぬのである。「にんしんちゅうのこと」「うまれたときのこと」、などと書いてあるのである。

 ・・・・・妄想が膨らむのである。

**************************

 「やったぁ!マンシュー取ったぜ!!!」

 けいりんじょうのベンチの上に立ったまま、お父さんは思わずさけびました。まわりの小ぎたないおじさんたちが、うらやましそうにお父さんを見ています。

 そのままお父さんはけいたい電わを取り出してお母さんに電わしました。
 「あ、もしもしお母さん、今けいりんでマンシュー取ったから、今日は赤ちゃんのたまごを買ってかえるよ。これでいよいよわがやにも赤ちゃんがくるぞ」
 「まあお父さん、うれしいわ。ちょうど今日はサティで赤ちゃんのたまごのセールをやってるから、帰りによってね。まってるわ。」

 君が生まれるちょうど10月10日前のことでした。

**************************

 がたがた!がたがた!

 夜になってもあらしはやまないばかりか、ますます風がはげしくなってまどがゆれています。この年のあき、大きな台ふうがこの町に近づいたのです。

 電きをくらくしてベッドに入っていたお父さんは、その音をききながら、やがてむくりとおきあがりました。となりでねむっていたお母さんがおどろいてたずねます。

 「お父さん、どうしたの?」
 「これだけ風のふくよるは、電せんが切れててい電がおきるかもしれない。そうしたら、たまごのほおんき(※電きでたまごをあたためるきかい)がうごかなくなって中の赤ちゃんがしんでしまう。それがしんぱいなんだよ。」
 「まあ、お父さん、そんなことになったらどうしましょう」
 「なあに、お母さんは心ぱいしなくてもいいよ。これからお父さんはたまごをほおんきから出してずっとだいてやることにしよう。そうすればたまごはずっとあたたかいままさ。」

 そしてそのよる、お父さんはねむらずにたまごを一ばん中だいていました。けっきょく、そのよるてい電はしませんでした。けれどもお母さんは、たまごを心ぱいしてがんばってくれたお父さんに心からかんしゃしたのです。

**************************

 さいしょに気がついたのはお母さんでした。

 「あ、ほらお父さん!コツコツおとがする!」

 お父さんもおどろいて耳をすましました。本とうです。たしかにコツコツおとがします。二人はむちゅうになってたまごを見ました。おとはたまごの中からきこえてきます。

 そうです、ついにたまごがわれる日がきたのです。

 お父さんはいそいでおじいちゃんたちに電わをしました。お母さんはおゆを作りました。

 まつこと3ふん。たまごはみごとにわれて中から玉のようにかわいいあかちゃんがうまれました。

 「ばんざーい、ばんざーい!」

 お父さんとお母さんは手を取りあってよろこびました。そしてしゃしんをたくさんとりました。うれしくなってそのまま二人で手をつないだままラーメンを食べに行きました。そしてお店にいた人たちぜんいんにラーメンをごちそうしてあげました。ごちそうしてもらったみんなも、たまごがぶじにわれたことを、たいへんよろこんでくれました。けいりんじょうにいた小ぎたないおじさんたちもかけつけていわってくれました。

 きみはこうやって、みんなにしゅくふくされてうまれたんだよ。

**************************

 著作権は放棄しますので、誰か使ってくれ!

|

« 今時のコドモかよ・・・ | トップページ | 遅すぎる感謝かよ・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183821/13837270

この記事へのトラックバック一覧です: 止まらぬ妄想かよ・・・:

« 今時のコドモかよ・・・ | トップページ | 遅すぎる感謝かよ・・・ »