« 2泊4日ミュンヘン行 その2 | トップページ | 2泊4日ミュンヘン行 その4 »

2007年8月23日 (木)

2泊4日ミュンヘン行 その3

 ミュンヘンで過ごした一日は、かいつまんで言えば市内中心部を迷走し続けた一日である。墓参りのつもりで訪れたにもかかわらず墓がなかったので、市内を散策し、ミュンヘン各所の空気を吸うことが、せめてこの街を愛したオジのタマシイの安らぎに繋がればいいと考えた次第だ。

 今、じっくり考えてみると、ワシ一人うろうろしたところで何も変わらないのだが。

 閑話休題。というわけで、迷走の記録を書き取ってもつまらないので、以下にはテーマごとにミュンヘンの印象を綴ってみたいと思うので暇な人読んでください。

 

・自動車
 ドイツ国内で最初にデジカメのシャッターを切った対象は、到着初日、ホテルの窓から見下ろした風景だった。

 ピカソが2台停まっていたのである。

 FBMかFTPでもない限り、ニホンではあり得ない光景だと思い、写真を撮っておいた。で、翌日、町中歩き回って、これはドイツでも余り無い光景なのかな、と気づいたのである。

 ミュンヘン市内、シトロエン少なすぎ。

 始終道路を見つめていたわけではないけど、丸一日うろうろして、目にしたハイドロがエグザンティア1台ってのは少ない。XMもBXもCXも見かけなかった。もちろんそれ以降の現行ハイドロマシンも。

 シトロエンで比較的よく見たのは配送用の商用バンで、これはルノーとプジョーのそれもかなり走っていた。どうやらドイツでは、仏車=商用車なのか?そういえばカングーもしょっしゅう見たな。

 プジョーは少なし。多分シトロエンと同じくらいの割合。やっぱニホンって変な国なんだと実感。その変な国のクルマとしては、マツダが目立っていた気がする。欧州ナンバーワンとか言う看板は伊達じゃなかったのね。代わりに某三河製自動車はほとんど見かけない。何か凄く気持ちがいい。

 仏車で多いのは間違いなくルノーだったと思う。とはいえ、走ってるのはメガーヌ以下の大衆車グレード。ヴェルサティスとかアヴァンタイムみたいなハイグレード車はとんと見かけなかった。

 やはり当然ながら、路上の大半を占めているのは独車である。タクシーはベージュのメルセデスワゴンばっかりで、市内には見渡す限りVWがざらざら。アウディにポルシェも当たり前のように存在し、そして土地柄BMWが堂々と水を得たように街中を走っている。

 ニホン国内で見るとピッカンピッカンに尖って見えるBMWのデザインが、ミュンヘンの街並みに置いてみると、不思議に有機的に見えてくるのである。

 生まれて初めて、BMWを運転してもいいかな、という思いに駆られた。モチロン「この街に住めるのなら」という条件付だけど。

 

・自転車
 噂には聞いていたけど、ここまでとは思わなかった。

 ミュンヘン市内、自転車大杉!

 小生が歩いた一日は、曇り時々雨という、自転車的に余りいいコンディションではなかったのだけど、そんな天気の中、老いも若きも男も女も、ガシガシペダルを漕いで走っている。

 噂に聞いていたとおり、自転車道は完璧に整備されている。というか、歩道と車道の間に自転車が通る道が存在するのは当たり前のことなのである。で、そこに路駐したり店の看板出してるような光景はあり得ないのである。こうやって始めて、自転車という乗り物は市民権を得るのであるよなあ。

 こういう社会だと、自転車そのものも生活に密着して成熟する。

 速度よりも乗りやすさと安定性を志向した、いわゆるママチャリ的自転車は余り見なかった。かといって、盆栽的カリカリのロードレーサーもほとんど見かけず。

 自転車の大半は、リヤに5~7枚くらいのギヤを備え、後輪上部に籠を備えた実用車。整備された都市を走るなら、確かにベストチョイスだと思う。ハンドルは7割くらいがフラット。1割くらいがドロップタイプ。

 で、残りの2割がこれだった。

 リンク先の説明書きにあるとおり、欧州では当たり前みたいに普及しているハンドルのようだ。修理中のラレーのハンドル、これにしてみようかしら。

 市内中心部のスポーツ量販店には、当然、自転車コーナーが存在する。通販なんかに頼らずとも消耗品パーツが気軽に手に入るのである。嗚呼ここは天国か?

 というわけで、是非自分でもこの国でペダルを漕いでみようと、実は荷物の中にチャリ用ヘルメットを忍ばせていたのである。

 が、天候もよくないので止めておいた。

 今になって凄く後悔している。

|

« 2泊4日ミュンヘン行 その2 | トップページ | 2泊4日ミュンヘン行 その4 »

コメント

>>BMWのデザインが、ミュンヘンの街並みに置いてみると、不思議に有機的に見えてくるのである。
割とボロいのとかもけっこう見るので,だんだん日本におけるマーク2みたいに見えてきますな.

>>歩道と車道の間に自転車が通る道が存在するのは当たり前のこと
で,うっかり歩行者がそこに侵入しようものなら,自転車の人に怒られます(というか怒られた(汗)),そういうメリハリは違いますな.

投稿: べくたー | 2007年8月24日 (金) 09時36分

パリでも、XM、BX、CXはほぼ絶滅状態でした。走っている車のほとんどは21世紀製造っていう感じです。(たまにXantiaなんかも見かけます)。本当に高年式の車ばかりになってしまいました。

ドイツのタクシーのクリーム色っていうのは、ラッピングバスと同じでクリーム色のビニールを貼ってあると聞いたことがあります。中古車として売るときに、ビニールをはがすんだって。

パリでは、やたらに貸自転車を見ました。パリ市だかパリ交通公社だかがやっているらしくて、街のあちことに貸自転車専用の駐輪場がありました。パリでは、自転車はバス専用レーンを走ることになっているみたいです。

投稿: tiku | 2007年8月25日 (土) 17時45分

>>べくたーさん
 そういえば、BMWって運転したこと無いんですけど、マーク2みたいな味・・・じゃないだろうなあ。

 自転車道も怒られますけど、クルマの方も結構怒鳴ってるドライバー、多かったです。ルールからはみ出すことが許されないんですね。住みやすそう。

>>tikuさん
 うが、パリでも絶滅ですか。ドイツだけかと思ってましたが。

 でもまあ、ツールの映像見てると、少なくともピカソはざらざら走ってるようですけど。

 ドイツでは、DBが貸自転車をやってまして、なかなか便利なようです。街のあちこちに停めてあって、ロックがかかっていて、DBに電話すると解除してくれてそこから料金発生。乗り終わった時もう一度電話するとそこで契約終了。市内どこで降りて放置してもOK。決済はカード払いです。

 使ってみたかったんですけど、事前の登録が必要なようで、断念しました。次の機会があれば是非やりたいっす。

投稿: 犬丸36 | 2007年8月25日 (土) 23時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2泊4日ミュンヘン行 その2 | トップページ | 2泊4日ミュンヘン行 その4 »