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2007年11月29日 (木)

墓場に持って行くヒミツかよ・・・

 4歳のジナン君がクイズを出題してくれた。

 「リスさんのすきなたべものはなんでしょう?」

 「ええと、ドングリ?」

 「・・・ピンポンピンポン!!!」

 理想的オトーサンを演じてみた今宵。



 「ドングリ」の前に口をついて出そうになった言葉が「人肉」だったことはやっぱ誰にも言わない方がいいんだろうな。

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2007年11月27日 (火)

規格外かよ・・・

 mixiの日記を外部ブログにしてると、更新まで24時間以上掛かるのはどういう事なのか。

 それはともかく、小生の身長は173.5センチメートルなのである。

 困るのである。服選びである。

 この国の最下流マケイヌ野郎住民であるところの小生は、スーツはスーパーの吊しのを買うのであるが、アソコは身長ごとに並んでいるのである。で、これがどこも5センチ刻み。小生の場合、170センチなのか175センチなのか、実に微妙なのである。ぴったりのサイズを見つけるのにいつも非常に苦労する。

 これはもう実に困るのでもうスーツは買わないでおこうと思ったんだけど、今年の春以降自転車をちょっとガムバッタのと食生活を見直したのとで、体重が6kgほど減少し、これまで着ていたスーツが軒並みぶかぶかになってきたのである。はー、またスーツ売り場で溜息をつく日々がやってくるのか。

 で、その自転車用の服の方も、最初に買ったのが5年前って事でそろそろくたびれてきたので、少しずつ買い直しているのである。

 まずはズボン。これまでは裾をマジックテープで固定出来るカーゴパンツを使っていたのだが、サドルですれる部分を中心にあちこち穴が空いてきて「こんな汚い布きれ、さっさと雑巾にせいやゴルァ」とヨメに怒られたので、買ったのである。

 パールイズミ、ウィンドブレークタイツ。パッド無しモデル。

 当たり前のことだがタイツ型だとペダリングの邪魔にならないし、極寒でもいけるというお題目には嘘偽り無く今の季節だと少しは知ると汗ばんでくるほど。それはもう毎日シアワセなのである。

 ちなみにタイツのサイズはMでぴったり。短足というのはこういう時に便利なのである。

 で、あまりにこれが気に入ったので、上に着るウインドブレークジャケットも買うべきかと思案しながら、先日、ショップで試着だけしてみたんだけど、どうやらダイエットに成功した今なら、小生のサイズは上着もMのようである。Lだと明らかにブカブカで袖が長かったのである。

 これで、オフの日に着る服は基本「M」を基準に考えればいいわやっぱワシにはこの称号がにあっているんだなげひひひひ、と一人ほくそ笑みながら、とりあえずウインドブレークジャケットは次に買うことにして、まずはウインターグローブを買うことにしたのである。

 いろいろなグローブに手を突っ込んでみてわかったのだが、小生のグローブのサイズはLなのである。Mだときつくてオハナシにならないのである。

 はー、ワシの身体は思想と同じでやっぱこの国の規格からはみ出しているということか。

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2007年11月24日 (土)

俺でもいいのかよ・・・

 仲間由紀恵が悩ましげな顔で窓を開けて叫んでいるのである。

 「誰でもいいの」

 と。

 一瞬ワシでもいいのかなあ、とか思ったのと同時に、「そういうやけっぱちな衝動はろくな結果を生まんよお嬢さん」みたいなオサーン思考も湧き出てきて我ながら複雑なり。

 はー、今日はおそらく一生に一回であろうマーラーの3番を生で聴くという体験をしてきてフラフラなのです。風邪気味なのでユンケル飲んでいったんだけど、パワーは全部チェコフィルに吸い取られたな。

 おやすみなはい。

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2007年11月19日 (月)

スズカ エンデューロ参戦記 最終話

 ・17770分の1
 スポーツ大会専門の写真屋さんというモノが存在するのである。

 現地で写真を撮り、ネットで一ヶ月ほど掲示する。欲しい写真を選んで発注すれば写真にして送ってくれるサービスである。手札はモチロン大型写真にも年賀状にも対応してくれる。キーホルダーにすることも可能。

 さて、二日間に渡って開催されたスズカエンデューロの写真は、合計17770枚掲載された。この中から手前の写真を選び出すのはちょっと無理だろうと思っていたんだけど、持つべきモノは友である。FACOMさんが丹念に掲載写真をチェックしてチームメイトの姿を選び出してくださった。

 小生が走っている写真も、ちゃんとあった。単独走行している様をばっちり撮影されている。

 ただ、どうもフォームがちょっとイカンのよね。ちょっとイカン、ちゅーか全然イカンちゅーか。

 腕は伸びっぱなしでブラケットをきつく握りしめ、背中はピンと伸び邦題。尻はサドルの前の方に落ち着きなく置かれ、そして顔が、それはもう誰がどう見ても「必死だなwww」としか言いようのない形相。40過ぎのオサーンがようやるようぷぷぷぷ・・・ってな感じである。

 そんなわけで写真の発注はしなかったのである。でも、念のためにヨメに聞いてみたのである。この写真をキーホルダーにして、プレゼントしてやろうかと。

 無言でマワシゲリが帰ってきたのはどういう訳か?

 ・醒めない

 15時頃、ひよっこさんにバトンを渡してオニキスを降りる。

 気がつけば残り1時間である。次に小生が乗るまでに4人のメンバーがいて、一人20分乗るわけだから、一応これで小生の出番は終わったことになる。

 というわけで残りは仲間達に託して着替えを済ませ荷物をまとめる、などという器用なことは出来ないタチなのである。着替えはおろかSPDシューズすら脱がないでピット周辺を落ち着きなくうろつき回る。

 落ち着かない。といかコーフン状態が醒めない。アドレナリンだかドーパミンだか、何らかの脳内物質がどっぱどっぱ出ていたのだろうと、今にして思う。

 昼以降、疲労困憊のあまり眠りこけていたチームメイト達も同じような面持ちでピットをうろつく。一種異様な雰囲気が漂う中、我がチームは最終走者a3oさんにバトンが回る。
 ちなみにメガニストジャポン3チームの最終走者は、奇しくも《》Manmaさん、a3oさん、kimiさんのチームリーダー3名となった。

 小生自身は、最後の走行がもの凄く印象よかったので、もう一度走りたいという気持ちはかなり強くあった。が、最終走者がa3oさんなら喜んで最後を任せられるというモノ。すっぱり気持ちを切り替えレースを見守る。

 そのまま、3名とも無事にゴール。我がチームの成績は8時間ロード部門完走377組中156位。全43周。男女混合でサーキット初体験者が二人いるチームとしてはまあ上出来かと思う。何より、全3チームとも落車や事故に巻き込まれず、全員完走出来たのが一番の収穫だろう。

 8時間という時間は、始まるまではとてつもなく長いスタンスとして感じられたが、いざスタートしてみればあっという間にゴールに到ったような、それでいて永遠に停まらない時間の中にいたような、これまでに体験したことのない特濃な時の流れだった。

 一時味わうと忘れられない蜜の味。嗚呼、来年も走るんだろうなあ。

 ・謝辞
 チームメイト14名に感謝。サポートしてくださったウータンさんご一家にも。来年は是非、オコサマ達にサーキットを走るオトーサンの勇姿を見せつけてあげてください。

 最終周回後、無礼な追い抜きに怒ることもなく、おずおず差し出した手を温かく握ってくださったぶひおさんに感謝。スズカではコーフン状態にあってピナレロ、じっくり拝見出来なかったのが悔やまれる。

 サーキット走行初体験野郎に的確にアドバイスを下さったFACOMさんに感謝。40過ぎのオサーンのフデオロシに付き合わせてすみません。写真のあぶり出しにも改めて感謝。

 ヘロヘロの小生のあとに走ってくださったひよっこさんに感謝。バトン渡したあと、オミオクリもオーエンもろくに出来ず申し訳ない。よろしければこれに懲りず、またおつきあい下さい。

 チームの頭、a3oさんに感謝。今度は一緒に走りたいと強く思うのである。初夏、二人でビワイチしたあと小生はチャリを換えましたが、まだ登りでは全然貴殿について行けないままなんでしょうか。

 チーム最高周回数を達成されたまんまママさんに感謝。小生がロードバイクを買うきっかけを作ったのはこの人である。昨冬、ママさんの愛車チネリに「ちょっと乗せろやゴルァ」と脅して乗せてもらったのである。ほんの少し走っただけなのに、嗚呼、本格ロードってのはやっぱ違うわいつか買わなあかんわ、との思いを強くし、それがオニキス購入へとなったのである。恩人、である。頂戴したMの称号を汚さぬよう、今後も精進します。

 そして、全ての始まりを司った《》Manmaさんに大いなる感謝。最終周回の激走、今も目に焼き付いてます。やっぱこの人はでっかいわと痛感した次第。

 全てが終わり、チームメイト達に挨拶して帰路に付き、メガーヌのラゲッジルームにオニキスと荷物を放り込んだ辺りで、忘れ物をしたことに思い当たった。

 来年こそは忘れずに実現したく思うのである。レース終了後、《》Manmaさんの胴上げを。

 

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2007年11月14日 (水)

スズカ エンデューロ参戦記 その5

 ううう、今回でお終いにするつもりだったのに収まらないよどうしよう・・・

 ・怒鳴る
 一回の出走で二周。これにどの位の時間が掛かっているのか、a3oさんが計測していたので、小生も真似してみようと思ったのである。

 が、サイコンには当日のトータル走行距離と時間を残したかったので、ラップタイムを計るには別のデバイス、具体的には左手首に巻いたGショック、で行うしかない。

 で、あらかじめGショックをストップウォッチモードにしてスタートと同時にボタンを押して計測を始めようと思うんだけど、いかんせん小生はアホなのである。いざ走る番になると頭が真っ白になって忘れてしまうのである。

 出走前に、大王様にそう話していたら「ほな、スタート直後に『ボタン押したか!』て怒鳴ってあげるわ」とのお言葉を頂いた。

 程なくママさんピットイン、慌ただしくスタートを切る。約束通り「ボタン押したかぁぁぁ!!!」と怒鳴り声が後ろから聞こえる。

 他の選手と共にピットを走りながら後ろを振り返るゆとりはない。仕方がないので左のクリートを拾いつつ前を向いたまま、後方の大王様に届けとばかり精一杯声を張り上げる。

 「ワ・ス・レ・タ!」

 ・最終周回

 スィートでは決して熟睡出来たわけではない。眠りに落ちていたのも、絶対時間にしておそらく10数分というところだろう。

 だが、不思議に疲れは取れていた。すっきりした頭と力みの取れた身体でピットに向かう。

 2時40分頃、四回目の出走。

 例えば三回目の周回後、ウータンさんが小生の戯れ言を真に受けて残りの周回を引き受けてくださったとしたら、小生はスズカのエンデューロに対し、ネガティブな印象だけを引きずって帰宅していたに違いない。

 それほどこの四回目にして最後の出走は素晴らしかった。この周回で感じ取った感覚は、この先の小生の人生にも少なからず影響を与えるであろうという予感に満ちている今日この頃である。

 前述通り、大王様に怒鳴られながら出発。4時間組が退いて人数が減ったコース上、シケインの先で手頃な集団を見つける。そのまま後ろに付けてバックストレートを通過。先に出た「まあまあ本気チーム」のぶひおさんの背中をスプーンの入口辺りで発見する。

 それまでの周回では、見つけた集団が速すぎたり、手頃と思ったら逆に後ろに付かれたりで、集団走行ってのが全く出来ずイタズラに疲労だけを積み重ねていた。それが、この周回は面白いように自分に合った集団を見つけ、流れに乗って走る事が出来た。

 ヘアピンからデグナーと下るにつれ、ぶひおさんの背中がどんどん大きくなる。げひひこれは抜けるぞとはいえチームメイトだからななんか声かけるべきかジェスチャーすべきかどうするんだ誰か教えてくれとか考えているウチにS字の上の方で抜いてしまう。考え過ぎて結局ノーリアクションノー声かけ、である。チームメイトとしてこういうのはどうかと思うのである。嗚呼なんて酷いヤツだワシは。

 そのままホームストレートに掛かり登りに入る。振り返ってみる。ぶひおさん、付いてくる。

 怒ってるよそりゃ怒るよな失礼だもんなどうしようとか思いながらもがき続けて最終コーナー。再び振り返る。まだまだ付いて来てる。嗚呼どうしようピット戻ったら殴られるよきっとなどとビビリながらもがき続け、何とか振り切れた。でも振り切ってもどうせピットで殴られるじゃんでもまあそれもいいかとか思いつつ別集団の後ろに上手く付ける。
 2周目。最終周回。130Rから第2コーナーまで。至福の時が流れた。

 下ハンドルを握りクラウチングスタイルを取る。上体はあくまでリラックス。エラの後端に尻を置き、太腿ではなく広背筋を動かす意識でペダリング。8bar入れたミシュランがアスファルトの上をストレス無く廻り続ける。下りコーナー、ペダリングしたまま車体に身をゆだねる。ホイールが廻り続ける様が身体の中に入ってくる。人と自転車と、そしてサーキットが融合するその瞬間を祝すかの如く、背中でゼッケンが背中でにはためく。

 かつてこのサーキットで神を見た人がいたらしい。

 小生にはあいにく見えなかった。だが、身体でその存在を感じることは出来た。

 ホームストレートから最終コーナー、そしてシケインと、地獄のような登り勾配を造り上げ、全参加者から呪詛の言葉を浴びたに違いない人。デグナーから第二コーナーまで、全てのチャリダーに筆舌に尽くし難い快感を与え、あがめ奉られたその存在。

 鈴鹿サーキットの造物主。全ての「速さ」を競う者達に平等に喜びを分かち与えてくれる大いなる者。本田宗一郎という名のあまりに偉大すぎるその存在は、40過ぎでレースデビューを果たしたチンケなラテン車乗りである小生にも、分け隔てなくその福を分け与えてくださった。その大いなる喜びは今もこの心の中に満ち、こうやって駄文を連ねる原動力となり、そして日々の生活を営む上で大切な心の糧となりそれは今も光り輝いている。
 S字の終わりで、「本気チーム」のライダーの背中が見える。嗚呼、追いつくとこれは凄いことになるぞとばかりにペダルに力を込めるが、さすがに無理。後で考えると、当日体調不良だったwakaさんだったかな?39度熱があったのだそうで、それであの走りが出来るのは、やっぱ小生なんかとは根源的に鍛え方が違うのだろうと思う。

 そのままピットイン。バトンタッチの直前、ピットアウトした他チームの方と接触してしまい、相手は転倒。でもすぐに起きあがってスタートされたので大丈夫だったのかな?どさくさに紛れて謝りに行くのを忘れてしまった。

 この場を借りてお詫びします。

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2007年11月12日 (月)

スズカ エンデューロ参戦記 その4

 ・瞬間心重ねて
 二回目の出走を終えた時点で、すでに結構足に来ていたのである。で、ピット前にいたチームメイト達に何気なくそう言ってみた。

 すると、大王様より「昨日どの位走った?」との御下問有り。正直に「朝一で40kmほど」と答える。

 個人主義者ばっかりで全然協調性のないラテン車乗り共が、この時ばかりはきっちり声を合わせて素晴らしいユニゾンで小生に向けて叫ぶ。

 「は・し・り・す・ぎ!」と。

 ・オルベアぞろぞろ

 所謂「サイクルイベント」に足を運ぶのは、これが人生二回目の出来事である。

 一回目は今年夏のけいはんなロードレース。観戦に行かれた《》Manmaさんに誘われ、納車直後のオニキスのシェイクダウンも兼ねて走っていった。嗚呼そうだ、犬打峠に初めてチャレンジしたのもあの日だ。

 この時の印象としては、
  1・世の中にはローディーってこんなにいるんだ。
  2・みんな、アンカー好きなんだなあ。

 という感じであった。

 対するスズカはどうか?

 こっちのイベントは、ローディー限定ではないので、より幅の広い自転車ファンが集まっていたように思う。よく言えばバラエティに富み、悪く言えばまとまりがない。集団行動が苦手な小生には、どうもこっちの方が合ってるような気はする。

 走ってるロードバイクも千差万別。特にメーカーに偏りがあるわけではなく、というか、あちこちにオルベアバイクが走っている。中でもオニキスは多い。特に2006年までの旧モデルは、吊しそのままの状態で出走してる人を何人か目撃した。小生も出来れば06モデルを入手したかったのだが、そういう後悔は先に立たないのである。

 ちなみにメガーヌチームは、イタリアンバイク多し。3チームのリーダーは全員イタ車乗りだった。オルベアは小生一人。来年は是非オルカで御参戦下さい>東のアナタ

 ・三回目
 12時を回り4時間コース組がゴールを迎える関係で、25分間ピットが閉鎖される。その間の走者は、我がチームは結局まんまママさんとなった。最低でも3周、下手すると4周と、通常の倍の距離を走る必要があるわけで、そんな大役をお任せして大丈夫なのかと心配する我々をヨソに、平気な顔でスタートしていったママさんは、結局4周して帰ってきた。

 これで燃えないわけがない。よおし、パパ頑張っちゃうぞお~、である。

 無理がたたる。

 この出走は、最悪だった。既に足は全然回らず、ダンシングしなければシケインを越えられなくなってしまう。体力が落ち、コンセントレーションも落ちる。

 一周目、ヘアピンの立ち上がりで漕ぎ出しのタイミングを逸し失速。慌てて立体交差に向けて加速。何とか立ち直れたかと思いながらデグナー第2に進入しようとしたら目の前にシカがいた。出走した人なら覚えているだろう。ママチャリに乗った黄色いアレ、である。

 シカ君はちゃんとレーンのヒダリガワを走っていたので悪くない。ゆとりのないライン取りをしていた小生が悪いのである。シカ君を何とかかわしギリギリでブレーキング。コースアウトせず落車もしなかったのは、手前の運動神経を考えると奇跡と呼んでも過言ではあるまい。

 残りの周回は、敗戦処理的に機械的にこなしてしまった。戦闘意欲を無くし、コーナーの度に恐怖に支配されスピードダウン。これではイカンと最後のS字~2コーナーは何とか頑張ったモノの、1コーナーからの登りで再び撃沈。這々の体でピットインする。

 ピットイン後はもうぐたぐた。これ以上走れるのは無理ではないかと意気消沈する。応援に来てくださったウータンさんに「チャリと服、置いていくし代わりに走って~」と冗談を言う。が、気持ちの半分以上が冗談ではなかった。

 ガッツリ疲れ、昼時だというのに飯を食う気力もなくし、スィートに引っ込む。DSでマリオに興じるコドモ達を尻目に簡易ベッドに倒れ込み目を閉じる。もの凄い勢いでやってきた睡魔に襲われしばし轟沈。ひよっこさん、FACOMさん、オーエン出来ず、ごめんなさい・・・

 

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2007年11月10日 (土)

スズカ エンデューロ参戦記 その3

 ・お買い物
 パドック裏にはチャリ関係の各種店舗が店開き。

 試乗用バイクなんかも並んでいるのだが、小生が訪れた時はどこにもあまり人は集まらず閑散としていた。ま、レースをしに来ているのだから当たり前かもしれないが。

 ボトルを忘れた小生はあちこちの店で物色。100円の処分品をゲット。家に忘れたポラールの15分の1哉。でも、一人頭2周のこのレースでは、結局使う機会はなかった。

 通勤用に使っているパールイズミのバイカーズパンツが、捨て値の3000円で出ている。5年前に1マソ弱で買ったんだけどな。今更もう一着買う必要はちょっと無いか。

 別の店では2000円のハートレートモニターを発見。メーカー不明。段ボール箱に10個ほど無造作に突っ込まれている。思わず手に取ってみる。

 心拍計はかなり欲しいデバイスなのでしばし悩む。こんな値段で出ているのだから当然イワク付きであろう。おそらくはオニキスにくっつけてるワイヤレス速度計と混信して使い物にならないのに違いない。そうだそうだ!

 と、信じてとりあえず箱に戻す。

 でもやっぱり気になって昼頃もう一度のぞきに行く。

 既に段ボールごと店頭から消滅していた。

 ・二回目

 10時半頃、二回目の出番。

 先に「まあまあ本気チーム」から、らんさんがピットアウト。すぐ後にママさんが帰ってきて小生が追走ということになる。

 最終コーナーを過ぎた辺りでらんさんを抜く。さわやかに「お先に~」と笑顔を振りまいておいたが、アシは必死でペダリング。

 この周回のこともどうも記憶に残っていない。シケインの登りがかなり厳しくなってきたのはこのころから。で、コースの走り方みたいなモノがようやくつかめてきたのもこの周が終わった辺りか。

 ピットアウト→とりあえずシケインまでゆっくりでいいので登り切る→勢い付けて130Rからバックストレートへ→スプーンの登りはあまり意識せずギヤ落としすぎない→松ちゃんコーナー辺りの緩い登りはちょいと注意→ヘアピンは出来るだけインへ→クリッピング前から踏んでいく→立体交差下からデグナー第2までとにかく踏む→あとは第2コーナーまで基本下りだが、ダンロップ抜けた辺りに登りがあるので、横着せずシフトダウン→S字もペダリング続ける→1コーナー終わって登りが始まるコロに大幅シフトダウンしホームストレートの登りはみんなスピードが落ちるので焦らずアシを残す感じで

 ちなみにフロントギヤは、一周目のシフトアップ失敗があったので、ずっとアウターに入れたまま最後まで走り抜いたが、冷静に考えたら積極的にギヤチェンジしてやった方がより効率的だったか。

 次の機会にはその辺りを試してみたいんだけど、その「次の機会」は最短で来年8月になるんだな。覚えてるだろうか。

 ・コースインプレッション

 フェラーリ最後の年、アレジがコースアウトしつつ強引にコースに戻った最終コーナー。雨の決勝、A席で見守る小生の目の前でスピンし、あらぬ方向を向いたままホームストレートを流れていったミカ・サロのマシン。ハッキネンの初チャンプが決定したホームストレート端でのシューのタイヤバースト。ヴィルヌーブがタイヤを飛ばした第2コーナー。8耐初参戦のガードナーがガス欠で停まってしまったのはヘアピン立ち上がりだったな。コンセントレーションを落としたデーモンは確か2回ほどスプーンでコースアウトを喫したはず。そして、130R、大治郎・・・・・

 だらだらとレース観戦をやってるので、スズカのあちこちにそれなりの思い出が出来てしまっている。その本コースの上を自転車で走るのである。コーナーを曲がるたびに走馬燈のようにその思い出が溢れ出すに違いない。

 そんな風に思っていた時期がボクにもありました。

 実際走り始めると、過去のオモヒデに浸っているゆとりなど全くなくなる。とりあえず前の路面と周りの状況を確認し、抜けそうな人は抜き、抜かれる時は邪魔にならないよう気をつける。これだけで精一杯。

 コーナーの有様など、ホント全然覚えていない。僅かに記憶の端に引っかかっているのは、スプーンを立ち上がった辺りに、誰かが落としたパワーバーのなれの果てがこびり付いていたことくらいである。

 時計は12時を回り同時開催の4時間耐久はゴールを迎える。

 折り返し地点を迎えた時の気持ちは「ようやく」ではなかった。「え、もう4時間経ったの?」って感じ。

 だが、後半4時間はなかなかに過酷だった。

 

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2007年11月 8日 (木)

スズカ エンデューロ参戦記 その2

 ・スタート
 二周の試走後、ピット裏チームスィートに行く。プレハブの一室をチームで借りてみたのである。

 スタートまで約1時間。室内には緊張感が漲り、全員額に皺を寄せて今日の作戦をケンケンガクガク論議を交わしているしている・・・

 ・・・わけがない。なにせ全員ラテン車乗り。多数の女子が存在する環境で「ほな今からレーパンに履き替えるしねげひひひひ・・・」と大声で叫んだり、計測チップを着け忘れてスタート地点に向かったり、チームメイトのライトをこっそり点滅モードにしてみたり、がおうさまが見られなかったと意気消沈したり、ピットウォールからサーキット路面に向けてバックロールエントリーを試みたり、そういう連中ばかりなので、室内にはマターリした空気が漂っている。

 加えて、他のメンバーの多くは夏のスズカを始めレース経験者だったってのもあるだろう。おそらく、レース初参加の小生が一番緊張していたのではないだろうか。この時点で、他人様とオハナシ出来る精神状態ではなかったように思う。

 そんなこんなであっという間に時計は7時30分を経過。ぞろぞろと全員でスィートをあとにしてピットに向かう。

 ピット周辺は、世の中にはこんなに沢山のチャリヲタが存在していたのかと呆れかえるほど、多数の人間でごった返している。既にスタートラインには多数の第一走者がスタンバっており、その後も続々とチャリがピットをあとにする。ライダーズミーティングがコース上で行われたはずなのだが、ピットにいる小生には何も耳に入らない。嗚呼こんなカオス状態でいったい8時間もの間なにがどうなるのだ大丈夫かオレなどと舞い上がってるウチに時計の針は午前8時を指し、8時間組がスタートを切る。

 大きなトラブル無く集団がスタートを切ったようなので、とりあえずは一安心。第三走者の小生はしばらくピットから戦況を見守る。凍てついた朝の空気が強い日差しを浴び一気に緩み始める。

 

・チーム編成
 メガニストジャポン自転車部は、今回「本気チーム」「そこそこ本気チーム」「まあまあ本気チーム」の3チームでエントリー。各チームはレギュレーション枠一杯の5人ずつ。
 サーキット初体験の小生は、当然「まあまあ」だと思っていたのに、何故か「そこそこ」に放り込まれる。チーム編成は、リーダーのa3oさんを筆頭に、まんまママさん、プリキュアこと犬丸36、ひよっこさん、FACOMさんの男女混合チーム。小生とひよっこさんはレース初体験。残りの3名は夏のスズカ経験者。FACOMさんは去年の夏も経験されている、チームのアドバイザー的存在である。

 嗚呼、こうやって書くと、何でこんなチームで小生が走れたのか改めて不思議であるよなあ。

 とりあえず、一人二周ずつして交替しようと決める。スタート後20分ほどでa3oさんピットイン。汗だくである。やっぱスタートはきついんだとガクブルする。

 まんまママさんの出走を見送り、いよいよ手前のオニキスを引っ張り出す。横に並んだ「本気チーム」の第三走者《》Manmaさんから「スタートに備えて、フロントギヤ、インナーに落とした方がいいよ」とアドバイスをもらう。後ろにいたミュール師匠がサドルを持って後輪を上げてくれる。自分でペダルを回して左手でシフト操作。

 ・・・ええと、インナーに落とす時はどっちだっけ。あかん、完全に舞い上がってる。

 そんなこんなやってるウチにピンクのチネリピットイン。出番である。

 

・一回目
 インナーに落としたのはやっぱ正解。軽々とスタートを切りコースイン。無事に最終コーナーをやり過ごしシケインに向かう。。

 速度も乗ってきたのでフロントをアウターに切り替え。

 変わらない。

 落ちついてディレーラーをインナー位置に戻し、再度チャレンジ。やっぱダメ。

 かるーくパニックに陥る。このままホセ・カルロス・パーチェのハミルトンみたいにインナーだけで周回するのか?

 もう一度落ち着き、一旦リヤディレーラーをアウター側に振ってみる。上手く入ったところでフロント切り替え。ゆっくりペダルを踏む。何とかアウターにチェーンが収まる。安堵のあまりペダルを漕ぎながらへたり込みそうになる。場所はシケインの真っ最中。

 さて、一回目の周回で記憶があるのはここまでなのである。あとは何がどうやったのやらさっぱりわからないまま二周走ってピットイン。小生同様かなりテンパった雰囲気のひよっこさんにバトンを渡す。

 あ、スプーンに差し掛かる手前で、CB750が先導する先頭集団にぶち抜かれたのは覚えているな。もの凄いモノがすぐ横を走り抜けてゆく様はまさに圧巻。アレを間近で体験出来ただけでもスズカ走ってよかったかな?

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2007年11月 7日 (水)

スズカ エンデューロ参戦記 その1

 ううう、FBMレポートをもう一本書こうと思っていたのに先に別イベントが終わっちゃったよううう・・・

 ・目論見違い

 予定通り2時50分起床。3時30分、メガーヌを駐車スペースから引っ張り出す。パンダの縫いぐるみを抱えパジャマ姿で出てきたパナ子さんに行き先はスズカである旨を伝え、オーディオにマーラーの3番、ディスク1をセットする。今月末、チェコフィルのライブの予習である。

 予定では、行程2時間。途中鈴鹿峠前、水口を過ぎた辺りのコンビニで休憩。ここでCDを2枚目に入れ替えて素敵なる女声コーラスを聴きながら夜の峠を満喫し、スズカ着前に長い長いマイナーシンフォニーも終了するという案配であった。

 目論見は悪くなかったと思うのである。ただ、予想外に道が空いていた。

 高速を降りR1を快調に飛ばす。水口を過ぎ土山に差し掛かってもまだショルティは振り続けている。そのまま峠に突入。トンネルに入った辺りでようやく1枚目のディスクが終了。

 と、思ったら頭に戻って再び1楽章が始まる。慌てて運転しながらストップボタンを押したつもりが、間違えてCDイジェクトボタンを押してしまい、オーディオ君はCDを吐き出し、音声は自動的にラジオに切り替わる。

 選局先は、デフォルト設定のNHK-FM京都。鈴鹿山脈の向こう側で受信出来るわけがないのである。

 おまけにその先は下りのワインディング。オーディオに手を伸ばすゆとりは最早無し。

 仕方がないので車内に大音量のホワイトノイズを響かせたまま鈴鹿峠を下る。荷室に横たえたオニキスが動かぬよう、なるだけデリケートなステアリング操作を心がけつつ。

 ・大コーフン
 「遊園地入口付近に5時30分集合」がメガニスト自転車部のオヤクソクだったのだが、遊園地から絶望的に遠い駐車場に案内され、メガーヌのカードキーを抜いたのがちょうど5時30分。オヤクソクが守れない体質は治りませぬ。

 衣類でパンパンに膨れたデイパックを背負い、オニキスを押しながら絶望的に長い道のりを歩む。と、途中で白いチネリ発見。「遊園地入口5時30分集合」を提言したご本人である。「いやあ、間に合いませんでしたあはは・・・」だって。

 夏の鈴鹿も経験済みのa3oさんファミリーの後ろについて、9番ゲートからピットを目指す。過去幾度ものF-1観戦でスズカのレイアウトはそれなりに熟知しているつもりだったが、ピットの中は未体験ゾーン。いやはや、コーフンしました。目の前にピットレーンが見えたコロには夜も白んできて明るくなり、嗚呼、かつてここにマンセルがアレジがセナがプロストがミハエルがハッキネンが存在したのかああん?などと一人舞い上がる。

 思えば、初サーキット走行ということで、レーシングファンの端くれ的にコーフンしたのはこのときが最初で最後だった。これ以降、脳裏に残っているのは、過去のサーキットの思い出ではなく、現在進行形で洪水のように目の前を過ぎゆく壮大な自転車イベントだけとなってゆく。

 ・序走
 無事、チームメイトのメガニスト達とも出会い、先陣の皆様方がキープしてくださったピット内スペースに荷物を下ろひとごこち付く。

 ・・・ゆとりはなかった。すぐに試走タイムが始まり、早くもコースには自転車が走り始めている。既にメンバーも走りに出たようで、慌てて小生も準備をしてオニキスで走り始める。

 ジマンではないが、スズカのコース図はそらで紙に書くことが出来る。F-1観戦の都度、あちこち足を伸ばし、コースの状態も把握出来ている。ファミコン、スーファミ、プレステと、各種ゲームで何百周と走り込んでもいる。

 従って、どこでどの位のコーナーが来て、どの程度のアップダウンが存在しているのかは、走る前からおおむね把握出来ていた。問題は、自転車競技がモータースポーツとは反対の、反時計回りで開催される事。そして、自分が自転車に乗って、どの位のタイムで各コーナーを繋いでいけるのかが、皆目見当が付かない事だった。

 マジメな話、バックストレートは1km弱あるはずなので、漕いでも漕いでもスプーンにたどり着かないのではないかと、走る前は怯えていたのである。それと、ホームストレートからシケインまでの登り坂をちゃんと上がれるのかどうか。

 試走タイムの一周目。それらが杞憂であったことがわかる。

 5,5kmのこのコース、走ってしまえばあっという間、なのである。それだけ必死ということだろうか。

 最初はタイムを見るゆとりもなく、走っていたのだが、S字の辺りでサイコンの表示を見ると、大体8分ほど経過しており、これならチームメイトのFACOMさんに教えてもらった「一周11分くらい」というおおよその目安が何とかこなせそうだと安堵する。

 ピットからシケインに到るまでの登り坂も、ギヤをインナーに落とさずこなせた。心配した登りもこれなら何とかなりそうである。

 というわけで、気をよくしてそのまま試走二周目に突入してみる。これが失敗。

 ホームストレートの登りでヘロヘロに成り果てる。一周走っただけで結構アシに来てるんだなこれが。嗚呼、レース開始前からこんな状態でいいのか??このまま8時間行けるのか?

 期待と不安を半々に抱きつつ小生の試走タイムは終了。あとは8時のスタートを待つばかり。

 

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