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2014年4月14日 (月)

先に立たずかよ・・・

 実家の庭に小ぶりの桜の木があった。

 毎年花をつけていたのだろうと思う。その有様をほのかに覚えている。なぜほのかにしか覚えていないのかというと,家族で庭の桜を愛でた記憶が全くないからである。

 父は庭いじりが好きで,休みの日には決まって庭であれこれやっていたので,桜に愛着が無かったわけではあるまい。でも,自ら花をつけたことを愛でるような言動をする人間ではなかった。

 母はもっぱら文句しか言わなかった。虫がつく,落葉の処理が邪魔くさい,などなど。

 落雷で,桜の木が折れたと母から報告を受けたのは,大学生の折,下宿時代だっただろうか。

 その後,母と桜について話す機会はなかった。したがって母と花見をした記憶は,私には全く残っていない。

 母が今年の桜を見ることはなかったという事実だけが残っている。

 ところで,私はどちらかというと花満開の時期よりも,葉桜の方が好きだったりする。ピンクの花と緑の葉が雑多に混在している様が得も知れず心地よいのであるが,そういう志向を母に伝えるすべも,私にはない。

 日々の生活の中でいろいろに思うことは,なるべく形にして残した方がいいのだろうか。 

 

ムスコ達はこのブログをどんな思いで読むのだろうか。

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コメント

犬丸さん、今日は。
書き残す事に賛成です。
記事が載ればまた読ませていただきます。

投稿: 竹輪 | 2014年4月16日 (水) 08時25分

葉桜は桜の儚さと生命力を同時に感じることが出来て私も好きです
季節の境目にしか見れないある意味貴重な桜ですね

投稿: 鼻炎 | 2014年5月15日 (木) 11時48分

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