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2015年4月 7日 (火)

断絶かよ・・・

 ロリガ情報をあさるべく某巨大掲示板を見ていて驚くのは,ブルハを知らない世代がネット上に跋扈している事実である。

 「リンダリンダリンダ」が製作されたのがちょうど10年前。この時点では「女子高生がブルーハーツに挑戦!」というインパクトは相応に世間から反応を得られていたと記憶している。この時点ですでにデビューから20年が経過していたわけで,そう考えると改めてこのバンドが日本の音楽業界に打ち込んだ楔の大きさがうかがえる。

 私自身について言うと,このバンドにのめり込んだ経験は無い。だが,それでもその存在感は,喉に刺さった魚の骨のごとく,常に私の身中に残っていて,時折彼らが残したフレーズが頭をよぎる瞬間がある。

 でも,イマドキのワカモノは,もはやブルーハーツを知らないのである。ロリガのエンディング曲の歌詞が「アニソンとは思えないほどすげー」とか驚いてるやつがいるのである。ホントである。

 これを,時の流れとして嘆くのは容易い。

 が,今一つそれだけでは飲み込みきれない感覚が残るのも事実。

 ロックという音楽は,あくまでサブカルチャーの範疇に入るべき文化であり,すなわち,ヲタクのアンテナに引っかかってしかるべきシロモノだと私は思うのだ。私の中にいつまでもブルハが残っているのも,おそらくはこのせいなんだろうと思う。

 しかし,今時のヲタク達はロックなんか聴かない。聴いたとしても,体系的に調べて過去の作品を振り返ったりもしない。明らかに断絶がここにある。

 ロックがもはや,サブカルチャーとしての求心力を失ってしまったということなのか,それともヲタク文化が,サブカルチャーとは異質の,何か別モノに変質しようとしているのか。

 多分両方なんだろう。

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